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2010年10月15日

簡単!?二つ折り財布の作り方・・1日目

終わった?
作業中は見張られてます。


先月に友人に財布を納品して喜んでいただけたのですが

何人かいる飲みの席で渡した際に、他の友人が

高い・安いとの話になりまして。。。。


値段付けはとても難しいです。
私は素人ですし、まだ始めて2年半のレザクラ歴しかありません。

もちろん商品として手を抜くことはしないのですが
価値観の違いで、モヤモヤとしたのが心に残る場合があります。


革の財布は、有名なものでも、1万円を切るものから5万円を超えるものも。
お手ごろな価格でもしっかりしたものもありますし
高級な財布なのに造りが雑だったり。

値段には、革の材料費や、作るための道具・設備、
職人の工賃、宣伝費、ブランド料、そのたもろもろ。。。

ほんと難しいですね。


そこで!

MSK流の財布の作り方を公開してみます。

こんな感じで財布が出来ていて
手間と時間がどれくらいなのか。

作る時はこんな道具で十分なのかとか。
私なりのポイントを交えて紹介してみたいと思います。


これから財布にチャレンジしたい人や
財布の購入を検討されてる方など参考になれば嬉しいです。

また、玄人さんから見てのアドバイスなども頂けると助かります。


長くなりますが
ワカチコの精神で進めたいと思っております。
マジで長いのでよろしくです。

↓の続きからどうぞ!



猫 写真

日常写真

革・革小物
MSK流「二つ折り財布」1日目
画像はクリックで拡大します。
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作業1・図面を作る
型紙が一番大事です。しっかりつくりましょう

これが一番大事な型紙です。
私はCADでプリントしてスティック糊で工作紙に貼り付けています。

CADはJWやオートCADなど有名ですが、私はRootPro CAD の無料版を使っています。

ただ線を引くだけの簡単版ですが、余計なものが付いてないので
作業が楽でいいです。

ポイントひらめき型紙はじっくり時間をかけて、革の裁断よりも慎重に裁断すべし!

作業時間:1時間

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作業2・革を用意して、大まかに裁断。
革は1mm厚の栃木ヌメです。  大体の目安でカットしておきます

今回使用するのは1mm厚のナチュラルなヌメ革です。

ヌメ革の値段はまちまちですが
普通なら、半裁(牛一頭の半分)で200ds〜240ds 1ds=10cm×10cm
一畳分位ですかね。1dsが100円から200円くらいです。


パーツの使用する用途を考えて、まずは大雑把に切り抜いて行きます。

ポイントひらめきここで革がもったいないと、キツキツに裁断すると、あとで後悔します。
大きな机の上でやれば問題ないですが、細かい部分などあると革の他の部分が邪魔になり
イライラしますよ。あと革によって繊維の方向や傷などもあるので、しっかりパーツのことを考えて
贅沢に裁断するのがいいですよ。

作業時間:20分

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作業3・メインの外側を圧着
接着はやすりで接着面を荒らします  うすーく塗っていきます

圧着です。  1mmが私は一番使いやすいです

私は1mmの革を主に多様します。
なぜならば、漉き機が無いから!
細かいパーツは1mmくらいが私にはちょうどいいのです。

そこで、外側は1mmでは寂しいので、2mmにするために
張り合わせます。

ゴム糊でぺたんと圧着

ポイントひらめき圧着作業は、必ず接地面をヤスリやカッターの刃などで荒らします。
そして、ゴム糊は薄く均一にします。乾くまで接着は駄目ですよ。
指に糊が付かなくなったくらいでやっと接着のOKなのです。

ローラーで圧着の時は、ローラー跡が付きやすいので気をつけましょう!

作業時間:5分

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作業4・パーツを裁断
銀面(表)に直接銀ペンで書いちゃいます  革包丁?え?なにそれ。黒刃で十分っしょ

銀ペンで型紙通りに印をつけていきます。

私は銀面(表側)に直接書きます。だって見やすいんだもん。
革包丁はめったに使わないです。オルファの黒刃がめっちゃ切れるんで
ほとんどカッターです。そんなもんです。使いやすいのが一番です。

ポイントひらめき見づらいですが、線の内側を切ります。型紙通りにするためです。
線の太さを考慮しての作業です。写真通りにぴったりになればOKです。

カットは慎重に。。  こんなにぴったり

切り出した図と余ったハギレの図。
ハギレは何かと使うのでとっておきます。

切り出しが全部終わった図  カットして出たハギレも使い道があるんです

作業時間:40分

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ここで一日目が終了!

作業時間:約2時間弱かな

仕事から帰ってきて、飯食って、チャチャ子やネコズと遊んで、家の事して
寝るまでの1~2時間の作業しか出来ませんのでこんな感じです。

また次回更新をお楽しみに!



posted by MSK at 13:43| Comment(3) | leather | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは、解説記事すばらしいですね。
値段の件、確かに迷いますね。
私はハンドメイドのものの場合、絵画のようなものだと思っています。
革をやっている人は全国にウン千人といらっしゃるかと思いますが、作風は人それぞれです。
そして例えば原価より数十倍だとしても言い値でいいんじゃないかと思うようになりました。
というのも、本当に欲しい人って値段を気にしてなかったりします。
Posted by エンアス at 2010年10月17日 21:19
エンアスさん、コメントありがとうございます。

値段付けは難しいですよね^^

今回の作り方を公開をして
財布ひとつにこれ位時間や手間がかかることを
自分でも再確認しました。

まだまだ素人のモノですが
手間や原価を考えて、商品の出来具合で
自分なりの値段付けに挑戦していきたいと
思っています。

近いうちに、アパレル関係の友人に
財布など見せて意見を聞く予定ですので
その話もブログに書けたらいいと思っています

これからもよろしくお願いします!
Posted by MSK at 2010年10月18日 21:02
すごい分かりやすい解説ですね。これを元に財布を作ろうかと思っているのですが、革はどのぐらい使いましたか?
Posted by kae at 2013年07月23日 11:31
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